How to マニュアル【綺麗な所作/綺麗な姿】
綺麗な所作や、身体の姿勢をするにはどうしたら良いかをよく聴かれます。
その際、私は相手が【どれくらい真剣に変わりたいのか】を判断して、真剣度に応じた回答をします。
①変わる気ゼロな方
『デコルテから胸にかけての部分で太陽を見上げるよう意識しています。』
②真剣に変えたい方
その方の身体の使い方のクセや、ニュートラルな骨の位置からどれくらいどこが離れているかを観察し
1)出っ尻の方へ
【壁に、カカト、お尻、頭を付けて、腰と壁の間に指が3本入る距離まで、腰の位置を修正】
2)猫背の方へ
【1)の姿勢をとって頂き、頭の位置と背が中の位置関係を身体で覚えて頂く。& その姿勢を目で見て覚えて頂き鏡で見るたびに修正していく】
3)腰骨で体重を支える疲労姿勢の方へ
【1)の姿勢をして頂き、ニュートラルな腰の位置を知って頂く。 & 鏡を見るたびに修正できるようにして頂く】
これらは、私がダンスやピラティスインストラクター養成で得た知識からです。
私自身、姿勢は良くなく、ダンサーの先輩から『姿勢は自身の努力で直せるのに、どうして直さないの?』
と素朴に聞かれた際に、ハッとした言葉をかけて頂き、自分の美意識の低さを思い知らされました。
ただ、姿勢が悪い方は、幼少期から沢山の方々に指摘されウンザリされている場合もあるので、基本はこちらからは何も言わないのが良いかと思われます。