【ヤングケアラー】暴走する言葉
私の時分には無かった言葉、ヤングケアラー。
都の中でも福祉の充実した場所に暮らしていた事もあり、介護ケア最先端をいっている生活を送っていた。
私にとっては、介護は、家族が自分の体力の一部を割いて他の家族して一緒にケアをしていく、そこに家族団欒も叶えられる事ができる、貴重な機会だった。
死は、毎日の隣にある。
日々を生きる事は死へ一歩近づくこと。
だから、瞬間瞬間を、互いが笑顔で過ごすことに、価値を見出していた。
ティーンの私が知っていた、【笑顔と体力が有れば、なんだってできる】
という私の実感から出てきた言葉。
私はあの時のようにもう一度強くありたい。