青森県の棟方志功美術館まで観に行かねば出会えないと、思い込んでいた彼の作品が、12/5まで杉並区立郷土博物館で観ることが出来ました。
桜木町にある【勝烈庵】と言う豚カツ屋さんのショップカードで初めて知り、それ以来、オタク的に情報収集をしています。
東急本店のレストランフロアにあるギャラリーにも何故だかいつも少し展示してあります。
意外だった事は、彼が近眼で彫る姿を観て、勝手に苦労されたと感じていましたが、生前からグローバルに賞を受賞されていたと言う事です。
38分の紹介動画も館内にありました。
【ダイバーシティーや個性を尊重して】などと叫ばれる今、【没個性】を強いる【学生や会社員】にならないといじめられてしまうような、奇妙な現在です。
むしろ【和をもって尊しとなす】時代で育ったであろう棟方志功氏の独特な個性の固まりのような生態を映像で観、私自身【平準化を強いられている】時代の【しがらみ】から解放されるような、ふっと、心持ちが楽になる感覚を受け、嬉しかったです。
彼の創り出すカラフルな世界や天女の様な女性像に魅了されつづけ、次は青森県へ行って観てみます。
