【東京滅亡へ向けての記録1】
日本が滅びる。
テスラ社の代表イーロン・マスク氏を始め、嘘か本当か、売れる話なのか、自明の理なのか。
アメリカ合衆国辺りの投資家たちが騒ぎ出している。
今は2023年の3月。
私は、国籍を変えるには活力が無くなった歳。39歳。
ならば、古代の国カルタゴが滅びた時のように、滅びゆく日本を見れる限り、記しておこう。
私が生まれた1983年は、男女雇用機会均等法が発令され、女性の社会進出へ希望を持てていた頃。
幻のように現れ消えたバブル期が始まろうとしていた。
2023年の日本はというと、世界中の男女格差、ジェンダーギャップが146か国中116位(2022年の数値)。
どうしてこうなったのか、わからないまま、無邪気に大人になっていた。
そして近未来に、母国が滅びると言われている。超高齢社会。
子どもは邪魔にされ、老害と呼ばれる理性を保てなくなって久しい高齢社が、町を見周り、ルール違反として、子どもたちが公園で、ボールであそんだり、自転車の練習をしている親子を、叱咤している。
それを見ている周りの老若男女は、誰も何も言わない。
当たり前の光景なのか、巻き込まれたく無いのか。
そんな2023年。
1983年に生まれた私も、また、傍観者の1人。
この国が滅びるのを見届けるだけ。