名探偵といえば、【シャーロックホームズ】や【コナン】【古畑任三郎】あなたは何を思い浮かべるのでしょうか。
アガサ・クリスティー作【名探偵ポワロ】を第一に思い浮かべる方はどれくらい居られるのでしょう。
TV版【名探偵ポワロ】でのクセのあるエンディング曲や、mustache、灰色の脳細胞など、私が名探偵を思う時は【名探偵ポワロ】他にはいません。
2022年初春日本公開の映画版【名探偵ポワロナイル殺人事件】では、私の大好きなパーフェクトな、小太りで小憎たらしい、少しの孤独とユーモア溢れるポワロ節全開でした。
もはや、古典的な名作となった【ナイル殺人事件】、今回はエジプトの名所である、ギザの3大ピラミッド、スフィンクス、アブシンベル大神殿（ユネスコ移動前！！）、そしてナイル川と、豪華客船、船から見える背景が大迫力で映し出され、その中で起こる事件をハラハラと最後まで楽しむ事が出来ました。
実は、何年か前に、映画版名探偵ポワロ【オリエント急行】がイマイチだったため、余り期待していなかったのです。こちらも同じく、古典的作品で、既にストーリーを知っているため、どうしてもハラハラしたり、楽しめず、間伸びしたように感じてしまいます。
しかし！！今作【ナイル殺人事件】は、私の大好きな、皮肉屋でユーモアたっぷりの灰色の脳細胞を駆使するポワロが、テンポのよいストーリー展開と、また、ポワロが孤独から立ち上がるのか！？という希望のあるエンディングだったため、最初から最後まで胸熱でした。
私には絶対に劇場で見る作品がいくつかあります。【007】や、2020年に最終回を迎えた【男はつらいよ】、【ジブリ作品】【エドワード・ヤン監督作品】【M・ナイトシャマラン監督作品】、そしてこの【名探偵ポワロ】です。
これらは、贔屓目で見る為、楽しむ為に映画鑑賞をするというよりも、今作がどうだっかを知る為に観ています。私にとって依存的な作品です。マーベル作品や、STAR WARS作品、ハリーポッター作品などを必ず観る方の感覚に近いのかもしれません。
