2022新宿【末広亭】

コロナ前に、足を運び出した寄席へ、

久しぶりに行って参りました。

本当は、落ち込んでいた私を、

寄席演芸に全く興味なしのMr.夫が連れ出してくれました。

その事が、私に取っての1番の嬉しいことでした。

落ち込んだコンディションで見る寄席f:id:Filiaprofessorestscriptor:20220816075110j:imageは、いつもと違った景色でした。

Mr.夫と、人間国宝である【神田松鯉】さんや、【ボンボンブラザーズ】さん方の、説明出来ないパフォーマンスを見る事が出来て本当に嬉しかったです。

いつもありがとう。

【私たちが戦争を知らない世代では無い理由】

もはや、第二次世界大戦での、日本の戦争経験者が亡くなられたとて、私たちは戦争を知らない世代では無いです。

関わろうとも関わらずとも、世界中のどこかで、戦争は起こっており、隣人や、自身が戦争へ行かずとも、戦争との向き合い方を昔より選べるようになって来ていると感じます(昔を知りませんが)

難民の方へどう関われるか、自信が購入してる商品の会社が、戦争へ資金や技術面での支援を行なっていないかどうか、私は知る事ができます。

知ろうとするか、知ろうとしないか。

その違いがあるだけで、実際に経験者になる必要など無いと私は思います。

実際に戦地に赴いた方が、戦争へ行った事のない方々の行う反戦運動へ思う違和感があるなんて、知っていましたか?

私たちは、戦争を忘れる必要も、経験する必要もありません。

今世界で起こっている戦争に、どの様に対処していくか、それこそが、大切な事かと思います。

ライフハック【自分に恥ずかしくない生き方をしております】

私は恩師に恵まれて育って来ました。

その事自体、本当に稀有な事なのだと、周りの方々を観ていて、気がつかされます。

国や職種や性別とは、また別の【人としてどうありたいか/どう生きたいか】という軸を一つまたは、いくつか持って生活をすると、無防備に社会に出ているよりも、力を与えてくれます。

外見の武装には、容姿の手入れをし、内面の芯は、沢山の信念やモデルと出来るf:id:Filiaprofessorestscriptor:20220730150654j:image恩師の方々の生き方を糧にし、両輪で生きて行くと、少し、日々の社会生活に自信が持てます。

沢山の、理想論とはほど遠い、厳しい現実社会に、皆、もがいています。

『私悪くないもん』としか、表現出来なかった昔から何も変わっては居ないのかもしれませんが。

今『私は、自分に恥じない生き方をしている』とその言葉で、自分の行いを振り返り、また、その言葉を自分自身の励みにして、日々を乗り切る事が出来そうにすら思えます。

どう社会に関わっていきたいか。

今もまだ、恩師の信念に突き動かされて行動する姿は、私の中に生き続けています。

 

【食べて動いて仕事して】

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仕事が忙しい日々で、大切な時間は、夫との食事です。

当たり前ですが、食べた物で身体は作られていますので。

出来るだけ沢山の品目を食べて、2人で寛げる空間を維持したい事が理想なのですが。

気力が落ちてしまう夏本番前に、食べて笑って感謝して、夫と過ごす夏休みを楽しみに、また、頑張ろうと思います。

違うことを受け入れる痛み【多様性】

幼少期の私のいた環境。それは良いのか悪いのかわからないけれど、インターネットのまだ出だしの頃に、いち早く世界の動きをキャッチすることができる場所にいたこと。

インターネットが果たすであろう役割を、CATVから流れるBBCのニュースや、新聞、各国の書籍をはじめ、何より、英語、フランス語、中国語、ロシア語に特化した大人たちに囲まれていたので、インターネットほど、リアルタイムでは無いにしろ、世界の現地に頻繁に行ったり、来たりしている大人の日常会話から、なんとなしに状況を把握しだしていた。

くだらない事から、驚くべき事まで。パリのおじさんは、日本人の女性をパトロンにしたい方が一定数いる事や、ロシア語圏に関わる仕事をしている人は、政府のブラックリストに名前が載っている事など。一律のトーンで語られていたその頃、幼少期に体験できた事は、今の私に何をもたらしているのかは分からないけれど。

インターネットが出来て、周りの子どもたちと、似たような環境で過ごせるようになればなるほど、生きやすくなっていったように感じた。

当時は、子どもの日常に、グローバリゼーションを持っていても、友達を作るのには、何の役にも立たなかった。

そんな中、今でも、大人の現実に疲れた時の逃避先に、【映画】を見るという、ハリウッド以外の映画があると言うことを知っている事は、私にとって救いの一部になったかもわからない。日常は、映画のように終わりが見えない。

漫画【緑の歌】

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異国への憧れ。

この異文化への恋心に、未経験者はいるのだろうか。

自国文化には、こんな風に焦燥感は持てない、不思議な遠距離が生む美化された異国文化。

幼少期に見たゴーギャンの有名な女性の絵はタヒチで描かれたと知ったのは大学生の頃でした。

この世にはBoraBora島という楽園の様な場所があるらしいことを知り、タヒチアンダンスと出会い、フランス領ポリネシアとう、ハワイとはまた違う歴史を辿ってきた歴史。

タヒチアンバンジョーが奏でる、陽気なオテアや、美しいけれども、日本に通ずるマイナー調のアパリマの曲に気付いた時には既に魅了されており。

首都パペーテで一軒だけあるCDショップ、そもそも音源としてまとまった物がないなか(おそらく、音楽はLiveで事足りてしまっているから?)何回も何回も同じ曲を大切に聴いていたものでした。

 

【緑の歌】をよむと、そんな経験が蘇り、主人公の緑に親近感を持つとともに、憧れの文化がある日常に羨ましさを感じます。

彼女は、今の子なんだなぁと。

それは、年代問わず、好きな物や情報がぶわぁっと一度に手に入るという私には近未来の体験をしている時です。

 

本当は、漫画の事は知らなかったのだけれど、ジャケ買いならぬ、帯買いで、この作品に出会えました。